サーモスタット交換

ずっとビリオンのローテンプサーモスタットを使っているのですが、冬場は高速道路だけではなく、SUGOの走行会の時も水温が65度と、オーバークール気味になってしまいます。二層式ラジエタ＋VFC＋高性能クーラントのせいなんでしょうが、水温がずっと低いのも困るので、純正のサーモスタットに交換しました。ちなみに、純正は80度でサーモスタットが開くのに対して、ローテンプタイプは65度で開きます。 1.クーラント抜き取り 　　　　　　　　　　 　少しジャッキアップして、クーラントを抜きます。今回はサーモスタットの所より水位が下がればいいので、約2,000ccだけ抜きました。ちなみにロードスターは、アンダーカバーを外さなくてもサービスホールからクーラントを抜くコトが出来ます。 2.サーモスタット取り外し 　　　　　　　　　　 　まず、作業の邪魔になるので、インテークパイプを取り外します。取り外すと、上の写真のようになります。この指で指しているカバーの中に、サーモスタットが入っています。 　　　　　　　　　　 　ここのボルトと、その対角線にあるナットを取り外します。 　　　　　　　　　　 　カバーを取り外すと、サーモスタットが垂直に入っています。ちなみに、NA6CEは水平に入っています。 　　　　　　　　　　 　外したローテンプサーモスタット（左）と純正サーモスタット（右）。 3.サーモスタット取り付け 　　　　　　　　　　 　サーモスタットを取り付け、カバーを閉めます。この時、サーモスタットはとんがっている方が手前になるようにします。それと、ガスケットはサーモスタットと手前のカバーの間に挟みます。 4.エア抜き 　　　　　　　　　　 　以下の通りにエア抜きを行います。その後、クーラントの漏れが無いか確認して終了です。 　1. ラジエタの口いっぱいにクーラントを入れます。 　2. ラジエタキャップを開けたままエンジンをかけます。 　3. しばらくアイドリングさせると、サーモスタットが開き、水位が下がるので、クーラントを補充 　　 します。ここで、ヒーターを最大にします。 　4 .完全にエアが抜けるまでクーラントを循環させます。 　5. ラジエターキャップを締め、リザーバタンクの量を確認し、必要なら補充しておきます。